【最強レベルはNG？】家庭用脱毛器の効果を最大化する照射レベル設定ガイド

2025年11月23日

「家庭用脱毛器を買ったけど、照射レベルってどれが正解？」
「一番強くすれば効果も高いの？でも、痛いのは怖いし肌荒れも心配…」

せっかく手に入れた家庭用脱毛器、どうせなら最大限に効果を引き出したいですよね。僕も脱毛を始めた当初は、「とにかく強くすれば早く終わるだろう」と安易に考えていました。

しかし、実際に2年以上脱毛を続けてきて分かったのは、「レベルを上げすぎて後悔したことはないが、上げなくて後悔したことは山ほどある」という事実です。

この記事では、家庭用脱毛器の照射レベルの基本から、あなたに合った最適なレベルを見つける具体的な方法、そして安全に効果を高めるための注意点まで、僕の実体験を交えながら徹底解説します。

この記事を読めば、もう照射レベルで迷うことはありません。痛みや肌トラブルのリスクを抑えながら、自信を持って効果的なお手入れができるようになります。

【結論】いきなり最強レベルはNG！でも「痛気持ちいい」まで上げるのが正解

まず結論からお伝えします。家庭用脱毛器の照射レベルは、いきなり最大レベルで始めるのは絶対にNGです。

しかし、ずっと弱いレベルで続けていても効果は出ません。最適なレベルの目安は「少し温かさを感じるけれど、痛みはほとんどない」または「輪ゴムで軽く弾かれたような刺激があるけれど、我慢できる」程度です。

僕の経験から言うと、これを「痛気持ちいい」と感じるくらいが、効果と安全性のバランスが取れたベストな状態です。

そもそも「照射レベル」って何？強さと効果の基本ルール

照射レベルとは、脱毛器から照射される光の強さ（出力）のことです。多くの製品で、ダイヤルやボタンで複数段階に調整できるようになっています。

レベルが高い：光の出力が強く、毛根に届く熱エネルギーも大きくなる。
- メリット: 脱毛効果を実感しやすい。
- デメリット: 痛みを感じやすく、肌への負担も大きくなる（やけどや色素沈着のリスクUP）。
レベルが低い：光の出力が弱く、肌への刺激がマイルド。
- メリット: 痛みが少なく、肌に優しい。
- デメリット: 効果を実感するまでに時間がかかる可能性がある。

つまり、ただ強くすれば良いというわけではなく、自分の肌や毛の状態に合わせて「安全に継続できる範囲で、なるべく高いレベル」を見つけることが、効果的なお手入れの鍵となります。

光脱毛とレーザー脱毛の違いについては、家庭用脱毛器の「光」と「レーザー」って何が違うの？で詳しく解説しています。

【3ステップ】自分に合った照射レベルの見つけ方

では、具体的にどうやって自分に合ったレベルを見つければ良いのでしょうか。以下の3ステップで、安全に確認していきましょう。

ステップ1：必ず「最低レベル」からテスト照射する

初めて使う時や、久しぶりに使う時は、必ず一番低いレベルから始めましょう。

腕の内側など、目立たない場所に1〜2回照射します。その後、24時間ほど様子を見て、赤み、かゆみ、腫れなどの異常が出ないかを確認してください。

ステップ2：肌の反応を見ながら、1段階ずつレベルを上げる

テスト照射で問題がなければ、次の照射時にレベルを1段階上げてみましょう。照射した際に「強い痛み」や「耐えられない熱さ」を感じた場合は、すぐにレベルを下げてください。

これを繰り返し、「痛気持ちいい」と感じるレベルが、あなたの現在の最適レベルです。

ステップ3：部位ごとに照射レベルを調整する

体は、部位によって皮膚の薄さや毛の濃さが異なります。そのため、全身を同じレベルで照射するのはNGです。

僕の実体験で言うと、「鼻の下」は一番痛いです。ここが限界ラインだと思ってください。逆に、頬やアゴ下、腕などは意外と平気なことが多いです。

皮膚が薄く、骨に近い部位（ワキ、VIO、顔など）
- 痛みを感じやすいため、低めのレベルに設定しましょう。
皮膚が厚く、毛が濃い部位（腕、脚など）
- 比較的高いレベルでも対応しやすいですが、油断は禁物です。

痛みがどうしても苦手な方は、家庭用脱毛器は痛い？痛みの原因と今日からできる軽減対策5選も参考にしてみてください。

僕が「レベルを上げなくて後悔した」話

ここで少し、僕の失敗談をお話しします。

僕は現在、床屋さんで光脱毛を受けていますが、最初の頃は「痛いのが怖い」という理由で、弱めのレベルで施術を受けていました。トラブルもなく快適だったのですが、半年経っても、1年経っても、思うように効果が出なかったんです。

「効果がないと意味がない。それが欲しいんだから、多少痛くても耐えなきゃ」

そう気づいてからは、鼻の下以外はガンガンレベルを上げてもらうようにしました。すると、明らかに毛の減りが早くなったんです。「レベルを上げすぎて後悔したことはないけれど、上げなくて後悔したことの方が多い」というのが、今の僕の正直な感想です。

自分でやるのが面倒なら、都度払いのサロンもおすすめ

「自分でレベル調整するのは怖い」「面倒くさい」という方は、プロに任せるのも一つの手です。dats!なら都度払いで気軽に試せます。

効果が出ない？レベル設定以外に確認したい5つの安全ルール

「推奨レベルで続けているのに、なかなか効果が出ない…」そんな時は、レベル設定以外の使い方が間違っているかもしれません。以下の5つのルールを守ることで、脱毛効果は格段にアップします。

【最重要】照射前には必ずシェービングする
毛が伸びたまま照射すると、光が肌表面の毛に反応してしまい、やけどの原因になります。また、毛根までエネルギーが届かず、効果が半減してしまいます。前日か当日に、電気シェーバーで優しく剃っておくのがベストです。
詳しくはヒゲ脱毛前の自己処理、間違ってない？正しい剃り方をご覧ください。
日焼けした肌には絶対に使用しない
日焼けした肌はメラニン色素が活性化している状態です。そこに光を当てると、毛だけでなく肌全体に光が反応してしまい、やけどや深刻な肌トラブルにつながる危険性が非常に高いです。
照射後の保湿と冷却はセットで行う
光を当てた後の肌は、軽い日焼けをしたように熱を帯び、乾燥しています。冷たいタオルや保冷剤でクールダウンし、低刺激の化粧水やボディクリームでたっぷり保湿しましょう。これを怠ると、肌荒れや埋もれ毛の原因になります。
おすすめのケア用品はヒゲ脱毛後の肌ケア完全ガイドで紹介しています。
毛周期に合わせて「2週間に1回」など適切な頻度を守る
早く効果を出したいからと毎日照射しても、効果は上がりません。むしろ肌へのダメージが蓄積するだけです。多くのメーカーが推奨する「2週間に1回」程度のペースは、毛の生え変わるサイクル（毛周期）に基づいています。取扱説明書をよく読み、適切な頻度を守りましょう。
頻度については家庭用脱毛器の頻度は？効果的な使い方と期間の目安でも解説しています。
ほくろやシミ、傷がある部分は避ける
ほくろやシミのように色が濃い部分も、やけどのリスクがあります。保護シールを貼るか、その部分を避けて照射してください。