医療脱毛の照射漏れ?見分け方とクリニックへの連絡方法

「ヒゲ脱毛を始めたのに、一部だけ毛が全然抜けない…これってもしかして照射漏れ?」
「ちゃんと効果が出るか不安。もし失敗されたらどうしよう…」

医療脱毛は効果が高いと評判ですが、施術後にムラができてしまう「照射漏れ」が起こることがあります。せっかく勇気を出して始めたのに、効果がなかったらと不安になりますよね。

この記事では、そんな照射漏れの具体的な見分け方から、もしもの時のクリニックへの連絡方法、そして後悔しないためのクリニック選びのポイントまで、初心者の方にも分かりやすく解説します。

この記事を読めば、照射漏れに対する正しい知識が身につき、万が一の時も冷静に対処できるようになります。不安を解消し、安心して理想のツルすべ肌を目指しましょう。

目次

そもそも「照射漏れ」とは?

照射漏れ(うち漏れ)とは、レーザーが均一に当たらなかったために、一部の毛だけが脱毛されずに残ってしまう状態を指します。

施術は丁寧に行われますが、人の手で行う以上、わずかな隙間ができてしまったり、肌の凹凸によって照射ヘッドが浮いてしまったりすることが原因で起こり得ます。

特にヒゲ(顔)は骨格が複雑で凹凸が多いため、他の部位に比べて照射漏れが起こりやすい箇所のひとつと言われています。

照射漏れと「毛周期による抜け残り」の違い

施術後しばらくして毛が残っていると「まさか照射漏れ?」と心配になりますが、すべてがそうとは限りません。

毛には「毛周期」という生え変わりのサイクルがあり、レーザーは成長期」の毛にしか効果を発揮しませんそのため、施術時に「退行期」や「休止期」だった毛が後から生えてくることがあります。これは正常な経過であり、照射漏れではありません。

状態特徴判断
照射漏れ・毛が一列四角形など、かたまって生え残っている
・周囲の毛は抜けているのに、その部分だけが不自然に残っている
可能性:高い
毛周期による残り・全体的にまばらに毛が残っている
・まだらではあるが、特定の形にかたまってはいない
可能性:低い

施術から2〜4週間経っても、明らかに一部分だけが線状・ブロック状に残っている場合は、照射漏れの可能性を疑いましょう。

ゼロヒゲくん

なるほど〜!毛が残っていても、全部が失敗ってわけじゃないんだね。焦って判断しないで、まずはどんなふうに残っているか、しっかり観察することが大事なんだ!

照射漏れかな?と思ったら…冷静な対処法ステップ

「これ、どう見ても照射漏れっぽい…」と感じた時のために、具体的な対処法の流れをステップごとに解説します。焦らず、適切に行動することが大切です。

STEP1:まずは2〜4週間、様子を見る

照射後すぐに毛が抜けるわけではありません。レーザーの熱でダメージを受けた毛が、肌のターンオーバーとともに自然に抜け落ちるまでには、通常2〜4週間ほどかかります。

「あれ?」と思っても、まずはこの期間、慌てずに経過を観察しましょう。この時期を過ぎても明らかに不自然な残り方をしている場合に、次のステップへ進みます。

STEP2:写真を撮って記録を残す

クリニックに連絡する前に、該当箇所の写真を撮っておきましょう。スマホのカメラで十分です。

  • いつ撮った写真か分かるようにしておく
  • どの部分か分かるように、少し引いた写真とアップの写真の両方を撮る

写真があれば、電話で状況を説明する際にも伝わりやすく、クリニック側も判断しやすくなります。

STEP3:クリニックに連絡し、状況を伝える

保証期間内に、施術を受けたクリニックへ電話で連絡します。

連絡時の伝え方の例
「○月○日にヒゲ脱毛の施術を受けた者ですが、施術から3週間経っても、アゴの一部分だけ線状に毛が抜けずに残っています。照射漏れの可能性があるか確認していただきたく、ご連絡しました。」

このように、「いつ」「どの部位が」「どのような状態で」残っているかを具体的に伝えましょう。感情的にならず、冷静に事実を伝えることがポイントです。

【重要】連絡前に自己処理は絶対にしない!
気になっても、絶対に毛を剃ったり抜いたりしないでください自己処理をしてしまうと、クリニックの医師が診察する際に、照射漏れかどうかの正確な判断ができなくなってしまいます。

STEP4:医師の診察と無料の再照射

連絡後、クリニックで医師または看護師による診察の予約を取ります。診察の結果、照射漏れと判断されれば、ほとんどのクリニックで無料の再照射を行ってくれます。

この再照射は、契約コースの回数には含まれず、保証の一環として対応してもらえるのが一般的です。

後悔しない!照射漏れリスクを減らすクリニック選びの5つのポイント

照射漏れはどのクリニックでも起こり得ますが、そのリスクをできるだけ下げ、万が一の際にもしっかり対応してくれる、信頼できるクリニックを選ぶことが何よりも重要です。

1. 照射漏れの「保証制度」が明確か

カウンセリングや公式サイトで、照射漏れに対する保証があるか、またその内容を必ず確認しましょう。

  • 保証期間はいつまでか(例:照射後4週間以内など)
  • 再照射は無料か
  • 診察料はかかるか

「照射漏れがあった場合は、無料で再照射します」と明記しているクリニックは、技術に自信があり、誠実な対応が期待できます。

2. 施術スタッフの技術力は高いか

照射漏れの主な原因は、施術者の技術不足です。以下の点をチェックしてみましょう。

  • 男性の脱毛実績が豊富か
  • スタッフの研修制度がしっかりしているか
  • 口コミで「照射が丁寧」という評価が多いか

大手クリニックや男性専門クリニックは、症例数が多く技術が安定している傾向にあります。

3. 複数の脱毛機を扱っているか

肌質や毛質は人それぞれです。複数の種類のレーザー(脱毛機)を導入しているクリニックは、一人ひとりの状態に合わせて最適な機器を選んでくれるため、より効果的で丁寧な照射が期待できます。

4. カウンセリングが丁寧で質問しやすいか

カウンセリングは、クリニックの姿勢を見極める絶好の機会です。

  • リスクやデメリットもきちんと説明してくれるか
  • こちらの質問に、嫌な顔せず丁寧に答えてくれるか
  • 無理な勧誘がないか

少しでも「合わないな」と感じたら、契約を見送る勇気も大切です。

5. 適正な料金設定か

安すぎるクリニックは、研修が不十分なスタッフが担当したり、施術時間が極端に短かったりして、照射が雑になる可能性があります。
もちろん高ければ良いというわけではありませんが、料金だけでなく、保証内容やサービスとのバランスを見て総合的に判断しましょう。

主要クリニックの照射漏れ保証と料金比較

安心してヒゲ脱毛を任せられるクリニックを見つけるために、主要なメンズ医療脱毛クリニックの「照射漏れ保証」と「料金プラン」を比較しました。

クリニック名ヒゲ脱毛プラン例料金(税込)照射漏れ保証
メンズリゼヒゲ全体5回59,800円照射後4週間以内に連絡で無料再照射
ゴリラクリニックヒゲ3部位6回39,800円医師の判断で無料再照射(保証期間は要確認)
湘南美容クリニックヒゲ3部位6回16,800円照射後2週間以内に連絡で無料再照射
レジーナクリニックオムヒゲ3部位5回59,400円照射後28日以内に連絡で無料再照射
メンズエミナルヒゲ3部位5回38,000円医師の判断で無料再照射(保証期間は要確認)

※上記は2024年時点の情報です。料金や保証内容は変更される可能性があるため、詳細は各クリニックの公式サイトでご確認ください。

メンズリゼレジーナクリニックオムのように、保証期間を長く設定しているクリニックは、万が一の時も安心感が高いと言えるでしょう。

まとめ:正しい知識とクリニック選びで、照射漏れの不安をなくそう!

最後に、この記事の重要なポイントをまとめます。

  • 照射漏れとは、レーザーの当て残しで毛が不自然にかたまって残ること
  • 毛周期でまばらに残るのとは違い、線状・ブロック状に残るのが特徴
  • 「照射漏れかも?」と思ったら、まず2〜4週間様子を見てから、写真を撮ってクリニックに連絡
  • 自己処理は絶対にNG! 正確な判断ができなくなってしまう
  • 信頼できるクリニックでは、無料で再照射してくれるのが一般的
  • 「保証制度」「技術力」「カウンセリングの質」がクリニック選びの重要ポイント

照射漏れは誰にでも起こり得るトラブルですが、正しい知識があれば、冷静に対処できます。そして何より、最初のクリニック選びでリスクを大幅に減らすことが可能です。

この記事を参考に、ぜひあなたに合った信頼できるクリニックを見つけ、安心してヒゲ脱毛の第一歩を踏み出してください。


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