家庭用脱毛器の正しい使い方｜効果を最大化し肌トラブルを防ぐ全手順

2025年11月21日

「家庭用脱毛器、せっかく買ったのに効果が出ない…」
「自己流で使っているけど、肌荒れしないかちょっと不安…」
「もっと効果を高める使い方ってないのかな？」

こんにちは。2年以上ヒゲ脱毛に通い続けている、3姉妹のパパです。
僕は現在、床屋さんの脱毛サービス（光脱毛）を利用していますが、実は脱毛を始める前、家庭用脱毛器も検討していました。でも、「自分で自分に痛いことをするなんて無理！」「スイッチを押す瞬間の怖さに耐えられない」というヘタレな理由で断念した経緯があります。

手軽に始められる家庭用脱毛器ですが、その効果は使い方次第で大きく変わります。間違った使い方を続けると、効果が出ないばかりか、やけどや肌荒れといった思わぬトラブルを招くことも。

この記事では、そんな僕がプロの施術を受けて学んだ知識と、実際の脱毛経験で得た「痛みのリアル」や「肌ケアの重要性」を交えながら、家庭用脱毛器の効果を最大化する正しい使い方を5つのステップで徹底解説します。

この記事を読めば、安全かつ効果的に、理想のツルスベ肌を目指せますよ。

効果を最大化する5つのステップ

家庭用脱毛器の効果を最大限に引き出すには、「準備」「照射」「アフターケア」の3つのフェーズがすべて重要です。この流れを5つのステップに分けて、具体的な手順とコツを見ていきましょう。

【準備】事前シェービング
【準備】肌の洗浄・乾燥＆パッチテスト
【照射】出力レベルの設定と照射
【ケア】クールダウン（冷却）
【ケア】保湿と紫外線対策

ゼロヒゲ

なるほど！ただ光を当てるだけじゃないんですね。準備と終わった後のケアが大事なのか…。よし、しっかりマスターします！

ステップ1＆2：脱毛効果が変わる！使用前の鉄則準備

照射前の準備を丁寧に行うことで、光のエネルギーが毛根に届きやすくなり、脱毛効果が格段にアップします。

① 事前のシェービングは「電気シェーバー」で

照射したい部分のムダ毛は、照射の直前〜前日までに処理しておくのがベストです。肌表面に毛が残っていると、光が毛先に反応して熱が発生し、やけどの原因になったり、毛根までエネルギーが届かず効果が半減したりします。

僕も一度、剃り残しがある状態で施術を受けてしまったことがあるんですが、その時は「やや焦げ臭いにおい」がしてヒヤッとしました。あの焦げたようなにおいは、まさに毛が焼けている証拠。肌へのダメージも大きいので、事前のシェービングは本当に重要です。

自己処理には、肌への負担が少ない電気シェーバーを使いましょう。カミソリは肌の角質層まで削ってしまい、肌荒れや乾燥の原因になるため、避けるのが無難です。

【NG】毛抜き・ワックスは絶対ダメ！
毛抜きやワックスで毛根ごと引き抜いてしまうと、光が反応するターゲット（黒いメラニン）がなくなり、脱毛効果が一切得られなくなります。

② 肌の洗浄・乾燥とパッチテスト

照射前には、汗や皮脂、日焼け止めなどを洗い流し、肌を清潔な状態にしてください。水分が残っていると光が乱反射してしまうため、タオルで優しく拭き取り、完全に乾かすことも重要なポイントです。

そして、初めて使用する際は必ずパッチテストを行いましょう。腕の内側など、目立たない部分に最も弱いレベルで1回照射し、24時間〜48時間ほど様子を見てください。赤みや腫れ、かゆみなどの異常が出なければ、本格的に使用を開始できます。

ステップ3：【実践編】効果を最大化する正しい照射方法

いよいよ照射です。ここでは「出力レベル」「当て方」「進め方」の3つのコツを押さえましょう。

① 出力レベルは「弱」から試す

最初は必ず一番弱い出力レベルから始め、痛みや肌の反応を確認しながら徐々にレベルを上げていきましょう。「早く効果を出したい」と焦っていきなり強いレベルで照射すると、やけどや色素沈着のリスクが高まります。

特にヒゲやVIOなど、皮膚が薄く毛が濃い部分は痛みを感じやすいため、慎重にレベルを調整してください。

② 照射口は肌に「垂直・密着」させる

脱毛器の照射口は、肌に対して垂直に、すき間なくピッタリと密着させます。照射口が浮いていたり、斜めになっていたりすると、光が漏れてエネルギーが分散し、十分な効果が得られません。

僕が家庭用脱毛器を選ばなかった最大の理由が、実はここにあります。「自分で打つ瞬間が怖い」「指でスイッチを押すときが嫌だ」という心理的な抵抗感です。自分で自分を傷つけるような感覚があって、どうしてもためらってしまうんですよね。

もしあなたが同じように恐怖心を感じるなら、まずは腕や足など痛みの少ない部位で練習して、「スイッチを押す感覚」に慣れてからヒゲなどの敏感な部位に挑戦することをおすすめします。

【注意】照射時の光は直視しない！
IPL方式の脱毛器は、照射時に強い光を発します。目を守るため、付属のサングラスを必ず着用するか、照射の瞬間は目を閉じるようにしましょう。

③ 「照射漏れ」と「重ね打ち」を防ぐコツ

効率よくケアを進めるには、照射した場所としていない場所を把握することが大切です。

照射漏れを防ぐには：照射ヘッドの幅半分ずつずらしていくイメージで進めると、打ち漏らしが少なくなります。
重ね打ちを避けるには：同じ場所に何度も照射すると、肌への負担が過剰になり、やけどの原因になります。一度照射したら、次の場所へ移動しましょう。

ゼロヒゲ

垂直にピッタリ当てるのが大事なんですね！焦ってやると、すき間ができちゃいそうだから、丁寧にゆっくりやるのが良さそうです！

ステップ4＆5：照射後の鉄則アフターケア

照射後の肌は、光の熱によって軽く日焼けしたような状態になっています。この後のケアを怠ると、乾燥や肌荒れの原因になるため、丁寧に行いましょう。

① すぐに冷やす！クールダウンで炎症を鎮める

照射が終わったら、まずは冷たいタオルや保冷剤（タオルで包む）を当てて、肌の熱をしっかりとクールダウンさせます。これにより、赤みやヒリヒリ感を抑え、炎症を防ぐことができます。

冷却の効果は絶大です。僕が通っている床屋さんの脱毛機が新しくなり、冷却機能が強化された時のことですが、痛みの質が劇的に変わりました。

冷却が弱い時は「バチン感」がすごくて涙が出るほどでしたが、冷却が強いとその「バチン感」が薄まり、照射後のジンジンする感じも少なくなったんです。家庭用脱毛器を使う場合も、しっかりと冷やすことで痛みを大幅に軽減できるはずです。

あわせて読みたい：家庭用脱毛器は痛い？痛みの原因と今日からできる軽減対策5選

② とにかく保湿！低刺激のアイテムで潤いをチャージ

クールダウンの後は、たっぷりの保湿で肌に潤いを与えましょう。照射後の肌は乾燥しやすく、バリア機能が低下しています。

僕も冬場に保湿をサボったことがあるんですが、「いやな感じ」の乾燥感がすごくて後悔しました。逆に夏場はベタつくのが嫌で「塗りたくない」と感じることもありますが、脱毛後の肌には季節を問わず保湿が必須です。

アルコールや香料などが入っていない、低刺激の化粧水やボディローション、保湿クリームを選んでください。

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③ 紫外線対策はいつも以上に念入りに

照射後の敏感な肌に紫外線が当たると、シミや色素沈着の原因になります。脱毛期間中は、外出時に日焼け止めを塗る、帽子や日傘を活用するなど、紫外線対策を徹底しましょう。

これだけは守って！家庭用脱毛器のNG行為まとめ

安全に脱毛を行うために、以下の行為は絶対に避けてください。

NG行為	なぜダメなのか？
日焼けした肌への照射	メラニンに光が過剰反応し、やけどのリスクが非常に高くなるため。
ほくろ・濃いシミへの照射	ほくろもメラニンが密集しているため、やけどや痛みの原因になる。保護シールなどで隠して照射する。
毛抜き・ワックスでの処理	脱毛効果が完全になくなってしまうため。
照射前後の飲酒や激しい運動	血行が良くなり、肌の赤みやかゆみ、炎症を引き起こしやすくなるため。
毎日同じ部位に照射する	肌への負担が大きすぎる。毛周期に合わせて、1〜2週間に1回程度のペースを守る。