青ヒゲはメイクで隠せる！メンズコンシーラーの選び方とバレない使い方を徹底解説

2025年11月24日

「しっかりヒゲを剃ったはずなのに、夕方になるとアゴ周りが青黒い…」「青ヒゲのせいで、疲れて見えたり清潔感がないと思われたりするのが悩み…」

そんな頑固な青ヒゲの悩み、実はメンズ向けのコンシーラーを使えば、自然にカバーできることをご存知ですか？

正直に告白します。僕はコンシーラーを使っていません。

なぜなら、面倒くさいからです。毎朝塗って、夜クレンジングで落として…という手間を考えると、ズボラな僕には絶対に続かないと確信していました。それに、コンシーラーはあくまで「隠す」だけで、ヒゲがなくなるわけではありません。

だから僕は、根本解決である「ヒゲ脱毛」を選びました。

しかし！

脱毛は効果が出るまでに時間がかかります。「明日のデートまでにどうにかしたい！」「来週の面接だけは清潔感を出したい！」という緊急事態には間に合いません。

そんな時、即効性のある解決策として最強なのがコンシーラーです。

この記事では、僕のように「普段は面倒でやらないけど、いざという時のために知っておきたい」という男性のために、バレずに自然に青ヒゲを隠すテクニックを徹底的に調べ、まとめました。

なぜ？気になる「青ヒゲ」の原因とは

そもそも、なぜヒゲを剃っても肌が青く見えてしまうのでしょうか。その正体は、皮膚の下に残っているヒゲの断面です。（参考：青ヒゲは医療脱毛でなくなる？）

ヒゲ剃りで処理できるのは、あくまで肌の表面に出ている部分だけ。毛穴の奥深くには、剃りきれなかったヒゲが残っています。その残った黒いヒゲが、皮膚という半透明のフィルターを通して透けて見えることで、青みがかって見えるのです。

僕もこれを知った時は衝撃でした。「剃り残しがあるから青いんだ」と思って必死に深剃りしていましたが、皮膚の下にあるなら剃れるわけがないんですよね。むしろ深剃りしすぎてカミソリ負けして血が出る…という悪循環に陥っていました。

青ヒゲを隠す最初のステップは、自分に合ったコンシーラーを選ぶこと。ここでは、初心者が押さえるべき3つのポイントをご紹介します。具体的なおすすめ商品は「メンズBBクリーム・コンシーラーおすすめ8選」で詳しく紹介しています。

コンシーラーには、主に3つのタイプがあります。青ヒゲカバーには、カバー力の高いスティックタイプが最もおすすめです。

スクロールできます

種類	特徴	カバー力	こんな人におすすめ
スティック	固めの質感で密着度が高い。	◎ 高い	青ヒゲやニキビ跡をしっかり隠したい初心者
リキッド	液体で伸びが良い。	◯ 普通	広範囲のクマや赤みを自然にカバーしたい人
クリーム	なめらかで保湿力がある。	◯ 普通	カバー力と自然な仕上がりを両立したい人

僕のようなズボラな人間には、リップクリーム感覚でサッと塗れるスティックタイプ一択です。液だれもしないし、持ち運びも楽ですからね。

コンシーラー選びで最も重要なのが「色」です。ここで役立つのが、美術の授業で習った「補色」の考え方。補色とは、色相環で正反対に位置する色のことで、お互いの色を打ち消し合う効果があります。

青ヒゲの「青」の補色は「オレンジ」です。そのため、オレンジ系のコンシーラーを最初に使うことで、青みを効果的に中和できます。

「肌色」を選びがちですが、青ヒゲに肌色を重ねると、グレーっぽく濁って余計に不自然に見えることがあります。「青ヒゲにはオレンジ」と覚えておきましょう。

毎日使うものだからこそ、自分の肌質に合ったものを選びましょう。

乾燥肌の方：保湿成分（ヒアルロン酸、コラーゲンなど）が配合された、しっとり系のクリームタイプなどがおすすめです。（参考：メンズ化粧水・乳液おすすめ10選）
脂性肌の方：皮脂吸着成分が配合されていたり、「オイルフリー」と表記されていたりする、崩れにくいスティックタイプが向いています。
敏感肌の方：「低刺激性」「アルコールフリー」「無香料」など、肌への優しさを考慮した処方の製品を選びましょう。

道具を揃えたら、いよいよ実践です。バレずに自然に仕上げるための3ステップを見ていきましょう。

仕上がりの美しさは、メイク前の準備で決まります。

少量を指に取る：「足りないかな？」と感じるくらいの少量から始めるのが、厚塗りを防ぐコツです。
青ヒゲ部分に「点置き」する：カバーしたい部分に、ポンポンと点を置くようにコンシーラーを乗せます。横にスライドさせるように塗ると、摩擦で肌を傷めたり、ヨレの原因になったりするのでNGです。
優しく叩き込んで馴染ませる：指の腹を使って、力の入りにくい薬指で優しくトントンと叩き込み、肌に密着させます。